防災シェルターテーブル「家族愛」の機能説明
通常使用時は、ダイニングテーブルとして、防護シャッターを開いた状態で使用します。よって、椅子に座った人の足はテーブルシェルターの中に入ります。
また、防災テーブル家族愛の下部には、椅子がテーブルシェルターの中に飛び込まないよう、30mmの段差がついています。
震災時は、避難者がテーブルの下に入ってから、防護シャッターを閉める事により、前後左右から襲い掛かるガラス飛散物や倒れた椅子から、避難者を防護します。
防災シェルターテーブル「家族愛」の仕様
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防護シャッターを閉める事で、ガラスや電子レンジなどの飛散物
更には、倒れた椅子から、避難者を防護します。 -
避難者の自らの体重により、底板に設けられた吸着材が床に貼り付き、
テーブル自体をガッチリ抑え込む事で、テーブルの転倒を防止します。
(別仕様では、床へアンカー固定も選択できます。) - 内部には、ハンドルグリップを設け避難者が外に飛び出す事を防止しています。
- 内部の装備として、用意しておく物
LEDライト、ラジオ、ヘルメット、安全靴、マスク、安全メガネ、グローブ、非常笛、ファーストエイドキット等をデイパックなどに入れ、テーブル内部に保管してください。 避難時、必ず必要になります。
天板はナラ集成材の標準仕様
標準仕様は、
25㎜厚のナラ集成材をベースに、天板外周の小口は2枚重ねの50㎜厚になります。
また、表面加工は、ウレタンクリアニス仕上げとしました。
明るい木目の出たデザインの他、指定色へのカラーオーダーも可能です。
集成材とは、無垢のナラ材を細長く整え、板形状に貼り合わせた板材です。
大手ブランド家具メーカーの製品にも、このナラ集成材が多く使われています。
側面板の仕様
強固な剛性と倒れ込み強度を強化し、テーブル全体の剛性を強固な物にしています。
接合部分には、インサートナットを使用し、堅牢な剛性を確保し 長期使用できる仕様にしました。
インサートナットを使用する事で、引越しなどの再分解組立を可能としています。
これは、リサイクルの面からも、エコロジーな仕様になります。
底板の仕様
底板を付ける事で、避難者の体重を有効に利用して、低重心を確保しました。
また、底板の裏側には、吸着材を設ける事で、床に貼り付き、テーブル自体の転倒を防止する設計としました。
さらに、ホールインアンカーを使用し、強固に床に取付ける方法も選べます。
更なる安全性を図る為に、
底板を付ける事で、左右の側面版をつなぎ、全体剛性を大幅に強化しました。
一般的なテーブルは天板だけに足の取り付け、倒れ込み剛性を確保していますが
防災テーブル家族愛の脚部は、側面板として前後をつなぎ、
左右の側面板を底板で連結する事で、箱形状を作る事で、
強固な倒れ込み剛性を作りあげました。
防護シャッターの仕様
素材に白いポリプロピレン樹脂を使用し、多少の光の透過を可能とする事で
閉めた場合も、暗闇になってしまう事を防ぎました。
また、シェルター内部には、取り外し可能なLED照明を用意しました。
防災テーブル家族愛ハイグレード仕様(無垢板仕様)
ウォールナットや日光杉、けやき、屋久杉など、職人さんが一枚一枚仕上げた、本物の天然木材を、無垢3枚接ぎ板の一品物として、世代を超えて継承されるモノ造りをご提供します。
ウォールナットの3枚接ぎ天板の防災テーブルの場合
天板は、ものによって40~60万円程度の物が多くあります。
+下部の防護シェルター部は30万円です。
合計70~90万円程度となります。